第13章 永遠の人✿うちはイタチ✿裏
「約束する。私はこれから何があっても、イタチさん以外の人とはしない。」
「それはいいんだ、好きな男を作って結婚して、子供を産み幸せになって欲しい。」
あなた以上の人が現れるはずない。
「例えお前が誰といようと、俺は美影をずっと愛している。」
嫌…と呟き唇を重ねた。
滑り込んできた舌に応え、必死に絡ませる。
絡んで解けて…まるで私たちの関係みたいに触れ合う舌が離れていくのが寂しくて、首に腕を回し離れることをさせない。
そのうちイタチさんは胸に手を伸ばし、優しく揉み始める。
腕を離さずに体勢を変え、膝に座って向かい合う形になった。
広げた足を彼の身体に絡ませ、今まで離れていた寂しさを埋めるように密着した。
零れる唾液も気にせず口付けを続け、お互いの服を脱がしていく。
荒くなった息は角度を変える度に熱い吐息を漏らし、2人の熱を上げていく。
もっと…足りない、イタチさんの全てが欲しい。
「はぁ、美影…少し…んっ!……っ、待て。」
暁の装束を敷き、その上に私を押し倒した。
肌に何度もキスをし、胸の先端に辿り着く。
敏感になった突起の先を舌で軽く舐め、かぶりついた。
途端に艶めかしい声が漏れ、抱き締めた彼の頭から後ろで一纏めにしている髪に手を伸ばし解けば、はらはらと落ち私の肌を擽る。
コロコロと転がされた突起はもっと刺激が欲しいと硬くなり主張する。
もう片方の胸に伸ばされた手によって弾かれた突起は、酷く甘い痺れを下腹部に伝えた。