第1章 無口な彼女が啼く時✿保科宗四郎✿裏
我慢出来なくなって動かせてくれとゆっくり腰を動かし始める。
「んっ、っ…うっ、ん……あ、あっ…そこ、もっと…あっ…。」
「ん?ここか?ここ気持ちええやろ。」
苦しそうに声を上げていた彼女は、先程指でされてイった場所を亀頭で擦ると甘い声を漏らし始めた。
艶めかしい声を漏らすその唇を見つめると、途端に欲しくなる。
親指を口内に滑り込ませ開かせると、彼女は自ら舌を出した。
それを都合良く解釈し、ゆっくりと顔を近付けた。
僕の舌がその舌に触れると一瞬引っ込ませてしまったがすぐに出して、僕の舌と絡み合う。
お互いの熱い吐息が混ざり合って、お互いの身体の熱のせいもあってか、部屋の温度が上がった気がした。
絡み合った舌を通って僕の唾液が流れると彼女は喉を上下させる。
それが嬉しくて…ありえない程興奮して、そのまま流し込み続けた。
その度に彼女はソレを嬉しそうに飲み込んだ。
我慢出来なくなりその小さい口にかぶりつくとんっ!と鼻にかかった声を漏らしながら応えてくれる。
下半身も我慢出来なくて弱いところを擦りながら何度も奥まで突く。
苦しくなったのか胸を軽く叩かれたので唇を離すと、頬が先程よりも赤みを増し瞳が熱を孕んで揺れている。
泣いてもうてる。もっと…啼かしたい。
「あっ、んっ!あん、そ、しろっ、あっ、やっ……ん"ぅっ、あ"ッ!!」
「可愛えっ、もっと聞かしてっ…!イっても止めてあげへんからっ…。」
キュウキュウと僕を締め付ける彼女を無視して激しく腰を振り続ける。
って言うても、僕ももう限界なんやけどな。