ダイキライなあの人は私の元婚約者【怪獣8号*保科宗四郎】
第6章 それぞれの想い
グァァァ!!
怪獣の叫び声が響き渡る、、、、
「ほ、、、本獣撃破!!!」
「よっしゃー!!!!」
辺りは歓声で溢れ返った。
しゃがみ込んでいた四ノ宮に手を貸し、隊長に敬礼をする。
「あっ、そういえばは?」
「アイツは身体がボロボロやったから下がらせたで!」
僕の言葉に四ノ宮は目を見開く、、、
どうかしたのかと聞けば耳を疑う言葉を彼女は言ったのだ。
「さっきの爆風の時、、、副隊長の身体を押したように見えたんです、、、」
「ッ!まさか!!!!!!応答しろ!」
辺りを見渡すも彼女らしき姿はない。
さっきのは幻聴やなかったんや、、、
が僕を庇ったんや、、、
「!!!オペレーションルーム!!」
「隊員!!、、、はっ、、、」
嫌な予感がした。
「なんや!!!」
頼むから無事でおってくれ、、、
頼む、、、、
「バイタル、、、反応なし、、、」
「なっ、、、、」
1番恐れていたことが現実に起こったのだった、、、