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ダイキライなあの人は私の元婚約者【怪獣8号*保科宗四郎】

第4章 *一本勝負


私は宗ちゃんに一本勝負を申し出た。

話をするつもりだったけど、今の私の実力を彼に知って欲しかったから。

だから敢えて私は彼が得意とするもので勝負をしたかった。

宗ちゃんは刀のスペシャリストだ。

正直なところ勝てる自信はない。

でも、これでも私は実は銃器よりも刀の方が得意なのだ。

小さい頃からずっと彼を見てきた。

毎日、毎日練習をしてきたのだ。

彼が銃器の解放力が低く悩んでいたと知った時は私が銃器を扱えるようになれれば、彼をサポートすることができると思った。

だから必死で銃器の扱いを学んだのだ。

銃器を扱えるようになったからといっても刀の特訓は続けていた。

両刀使いとまではいかないけど、どっちでも戦えるようにする為だ。

自分の力を試したかった。

それで負ければ、諦めようと思った。

私は宗ちゃんが、、、大嫌いだけど、、ほんとは大好きだから。

どんな形でも彼のそばに居たいと思ったからだ。

勝っても負けても後悔はしない。


だけど、、、

(絶対に負けない!!)





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