ダイキライなあの人は私の元婚約者【怪獣8号*保科宗四郎】
第4章 *一本勝負
「ほ、ほんまか!?」
『はい。』
カフカと話してから庁舎へ戻るつもりやった。
「ッ!、、、どないしたんや?こんな遅うに、、いくら此処でも女一人で出歩いたらあかんやろ!」
『保科副隊長、私と一本勝負して下さい。』
「はぁ!?」
なんとから勝負を持ちかけてきたのだ。
彼女が勝てば防衛隊を辞めさせることを諦めて欲しいとのこと。
負ければ、、、
『防衛隊を辞める。貴方の望む妻になります。』
彼女の瞳は本気だった。
正直、彼女が僕から一本取るのは不可能や。
「悪いけど、僕負けやんで?」
『望むところです』