ダイキライなあの人は私の元婚約者【怪獣8号*保科宗四郎】
第3章 素直になれない
そして数日後、、、
『「退院おめでとうー!!」』
初任務の慰労会、レノくんと伊春くんの退院を待ってから行うことにしたのだ。
こんな風に楽しく過ごすのは初めてだ。
『わぁ、、ここのお料理久しぶりだ』
「お嬢様、お久しぶりです!見ないうちに随分お美しくなられて、、、」
「ねぇ、、ちゃんってお嬢様な感じ?」
「古橋、アンタなんも知らないのね、の家は先祖代々怪獣討伐の家系よ。道場って言えば分かるかしら?」
「なっ!!道場ってあの道場か!?」
道場は怪獣専門の知識や武術、武闘を学ぶことのできる施設を全国に展開しているのだ。
分かりやすく言えば予備校のようなもの。
防衛隊の人間の過半数はここに通っていたんだとか、、、
「すんげぇ!(ってことはちゃんと結婚できたら、、、俺逆玉ってこと!?)」
伊春の妄想は止まらない、、、、
『凄いのかな?、、、でもハルイチくんのお家には負けるよ』
「いやいや、道場があったからこそスーツの製造が出来たんだから、、、」
「(会話のレベル高すぎー!!!)」
楽しい宴会もお酒が入りエンジンがかかり始めるのであった、、、