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ダイキライなあの人は私の元婚約者【怪獣8号*保科宗四郎】

第3章 素直になれない


「はぁ、、、、」

「大丈夫ですか?最近溜息ついてること多いですね」

「大丈夫や。ありがとな、小此木ちゃん」

に想いを伝えたものの、逆に怒らせてしもうた。

たしかに彼女が怒るのも分からんくはない。

せやけど!

「あんな頑固やったっけなぁ、、、、」

昔は僕の後をずーっと着いてきてくれて、宗ちゃん大好きって言うてくれてたのに、、、

今では超がつくほどのドライ対応や!

寂しすぎるわ。

おまけにはモテる。

カフカは兎も角、他の男は全員を狙っとる。

今やって、、、

「ちゃん!すげぇな!」

『伊春くんも凄かったじゃん!どんどんタイム上がってるし!』

鼻の下を伸ばしまくる古橋を殴りとうてしゃあない!

ここでは僕のお嫁さんやと大声で言いたいところやが、それを言えばますます彼女を怒らせてまう。

せやから我慢してる。

でももう1ヶ月もまともに会話してない。

我慢の限界やったんや、、、

呼び出せば不機嫌オーラ全開の彼女。

いつものように壁ドンしても全く動じない。

謝ってもなかなか素直になってくれやん彼女につい本音が漏れてしまった。

どないしたら許してくれるんやと。

僕の言葉には大きな瞳をさらに見開き、、、

『ッ、、、宗ちゃんのバカ!!バカ!!』

涙を流しながら僕の胸を押し、部屋から飛び出して行ってしまった。

「っ!、、、ぁあー、もう!」

追いかけて抱き締めて愛してると伝えたい。

やけど他の隊員もおる、第一が絶対怒る。

やらせない気持ちに拳を力強く握り締めるしかなかった、、、。


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