第13章 翌朝

｢おはよう、オウムちゃん！｣

　朝の六時くらい。思い立ったことをすぐにやりたい僕は、そう言ってオウムちゃんの部屋の扉を開けた。

｢あれ、オウムちゃん……？｣

　だけどそこにはくしゃくしゃになった布団だけが残されていてオウムちゃんはどこにもいなかった。僕は慌ててまえよんメンバーに伝えた。

『どうしよう！オウムちゃんがいなくなった！』