第6章 穢れた過去
「はぁ…はぁ…//
気持ちよかったね♡」
起き上がって
対面座位になる神宮寺。
『うん…♡
ふ…んんっ///』
起き上がってきた神宮寺と
繋がりながらキスをする〇〇。
チュ…クチュ…
「はぁ、…可愛い…//」
ゴソッ
『んあっ♡も…だめ…///』
ビククッ
「え…キスだけでイった?…
もう、イキっぱなしだね?」
『んんっ、も…抜いてっ////』
「えー、もったいない…//」
「レン…そろそろ…
〇〇さんを返してもらいますよ」
「イッチー…はいはい…
よいしょっと…//」
『んっ♡』
神宮寺が〇〇を持ち上げて
一ノ瀬がお姫さま抱っこで
ソファの背もたれまで運ぶ…
「暫く休憩だな。
今なら何してもイきそうだからな。
この体。」
黒崎がブランケットをかけてやって
〇〇の卑猥な体を隠すようにする。
『ん…ありがとぉ//
はぁ…もぉ、…皆がむちゃくちゃするから。…//』
まるで、俺たちが悪いかのような言い方に
「お前が誘って、煽らなければ
こうはなるまい。」
と返すと
『うぅ…///』
何も言い返せないようだった。
「これで、昨日のことは許してくれるか?」
黒崎がまるで捨てられた子犬のような目で
〇〇を見つめる
『うん。もちろんだよ…
それに…昨日のこと、そんなに嫌じゃなかったよ?
嫌で嫌で蓋をしていた記憶を
2人に少しだけ塗り替えて貰えた気がして…//』
「そうなんですか?
トラウマを呼び起こしてしまったんじゃ…」
『も、もちろん、呼び起こされたけど…
でも、これからは
嫌な記憶を思い出しても。
4人がいる…って思えそうだから…
だから1歩前進したのかも…///』
「「「「…////」」」」
俺たちは5人で赤面して、
この大切な時を過ごした。
あまり深くは聞けなかったが、
彼女の口から今日のこと、そして秘書との事が聞けた。
俺たちはまだまだこいつの事を知らない…
だが、これからゆっくりと
知っていけばいいのだと思わされた…
**
夜は全員で寝室に入って
ぐっすりと眠った。
〇〇もとても可愛い顔で寝ている。
この幸せが
永遠のものになればいい…などと
柄にもなく考えてしまった。
END