第1章 告白の返事
残るは私だけ…ですか。
絶対に取り込まれるものかという気持ちと、
3/4も取り込まれたなら、
倫理的には破綻してるからもういいか…
という気持ちが錯綜する。
『トッキーは…
こんな不真面目な関係いや?』
と、またしても上目遣いで
強請るようにこちらを見てきます。
「いや…とか、そういう問題では…//」
すると私の手をぎゅっと握って
『私は…トッキーとも
好き好きってしたい…///』
”好き好きする”って…なんですか。
いちいち可愛すぎませんか。
「私だって…貴女と…//」
そっと手を握り返すと
『ほんと?…
私の事、軽蔑…してない?( .. )』
と、少し震える彼女の手
「しっ、しませんよ!」
『でも…
こんな関係…嫌…って思ってるでしょ?
汚いって思ってるでしょ?』
「思ってないと言ってるでしょう。」
『じゃあ証明して。』
「し、証明!?
…って、どうすれば…」
『キス…して…///』
〇〇さんの発言に
「なっ!?!?/////」
全員が驚きます。
他3人に警戒されていますが、
〇〇さんだけが
目を閉じてスタンバイしています。
顔を近づけて
…チュッ
と軽めのキス
唇同士が触れ合って気持ちいい。
あぁやっと、彼女に触れられたと
体がカッ…と熱くなって喜んでいます。
『んっ…///』
可愛い吐息を零す彼女の声がもっと聞きたくて、
舌をねじ込もうとしますが、
グイッと引っ張られて
引き剥がされました。
そして、そのまま
レンの方に引き寄せられ
『あっ、やっ、レンく…
ふっンン……///』
1人…
『ミューちゃ…///
んっふ…はぁっ////」
また1人と、
彼女とキスをしていく。
「ランラ…///
んっ…///」
とろんという言葉がぴったりの
表情になってから、
その顔のまま私の方を向いて
『トッキー…
こんな私でも愛してくれる?
私は…トッキーも大好きだよ?』
ズッキューン
「ええ。
もちろん。
愛して差し上げます。
その可愛い仕草で、声で…
私のことも愛してください。」
ギュゥ…
と抱きしめると
ギュッと抱き締め返して
『わぁい♡
トッキーも付き合ってくれたぁ//』
と、とろん顔のまま
喜んでいる様子。
か、可愛い…///