第6章 穢れた過去
「…これは…誘っていると…とっていいんだな?」
俺が網タイツで覆われた肩を
するりと撫でながらこう聞くと…
『私…皆を誘ってもいいの?…//』
と、自信なさげに拳を自分の胸元あたりで握り
上目遣いが返ってくる。
肘あたりまである、これまた網状のアームカバー
が彼女の手首を隠していて、
逆にいやらしい…//
「いいに決まってんだろ…
現在進行形で、
誘われまくってるよ。俺達は。」
黒崎がその腕を取って、
〇〇の指先をペロリと舐める。
『ぁっ、らんら…っ///』
「では…失礼して…」
『わっ、きゃ…//
……トッキー、自分で歩けるよっ///』
一ノ瀬が〇〇を抱き抱えて、
リビングの方へ戻り、
ソファの上にトサッと降ろす。
一ノ瀬が座っている〇〇の
元に跪き、手の甲にキスを落とし
まるで、永遠の愛を誓う姫と王子のよう。
『私…菱に皆取られちゃう…って思って
彼に会わせる勇気が出なかった…
皆のこと…信じられなくて…ごめ…ん//
今日は…その嬉しくて…
お礼の気持ちを示したかったけど…
できてるかな…///』
「ええ。
貴女から誘ってくるなんて
これ以上ないお礼ですよ…」
「今日は1人ずつシてあげようね…」
「ああ。
今日はゆっくり、
俺たちを刻み込んでやろう」
『ん…嬉しい…//』
「では、最初は私が。」
と、一ノ瀬がソファに背もたれて
〇〇を向かい合わせに抱っこする。
後ろから見ている俺たちは
タイツの臀部に
穴が開いていることに気づき
「……////」
本当にSEXをするためのタイツなのだと、
改めてその格好に驚かされる。
『トッキー…ん…///』
2人でキスから始める。
「チュ…今日だけ…トキヤ…って
呼んでください。」
『ん…トキヤ…好き…//』
「私もです…//」
と言って、
ちゅう…と
彼女のタイツの中で窮屈そうな
胸に顔を埋めてキスを落とす
『んっ…///
トキヤ…おっぱい好き?…//』
「…はい。
”貴女の胸”限定ですけど。」
『ふふっ…赤ちゃんみたいで可愛い』
「なっ、失礼な…//
赤ちゃんが…こんなことしますか?」