第1章 告白の返事
『あっ…でも、
無理にとは言わないよ?
私もおかしいこと言ってる自覚はあるんだぁ
4人にって言ったけど
2人しか賛同してくれなかったら
2人と付き合うし、
そもそも全員が嫌ってなるなら
それはそれで仕方ないなって
思ってるから…( ´ㅁ` ;)』
次々と
この人何言ってるんですか?
という発言をしていく〇〇さん。
「クッ…クククッ
ハハハハッ……
面白い。
さすが、俺の見込んだ女だ。
俺は賛同する。
何人と付き合おうが、
俺だけを愛するように
調教してやる。」
と、カミュさんが
お腹を抱えて笑ってから
恐らく洋菓子店で購入した贈り物を
差し出して、〇〇さんの肩を抱きます。
『ミューちゃん///
絶対ミューちゃんは
賛同してくれると思ったぁ♡
そういうとこ大好きだよっ』
「そうか。
足りんな…
俺は愛している…//」
『やーん
嬉しい~//』
と、残り3人の前でイチャつき始める2人。
「このままだと、
バロンに奪われちゃうってことだよね?
それは絶対避けないと…
でも〇〇ちゃん?
君が俺たち4人と付き合うなら、
俺も他のレディと付き合ってもいいよね?」
バラの花束の香りを楽しみながら
妖艶な目つきで
〇〇さんを見つめ返すレン。
確かに…
自分がやっているんだから、
人には文句は言えないはずですよね…
『それはダメ。』
でも、キッパリとこう言い切る〇〇さん
笑顔ですが、目が笑っていません。
『……なんて、嘘だよ。
流石に自分がやってるのに、
皆には禁止するなんてできないよ…
でも、嫌…だとは思っちゃう( .. )
私、ワガママだから…』
って、何ですか
その伏し目からの上目遣い//
可愛すぎでしょう///
レ、レンはどう返すんでしょう…
って、
「…かっ、かわっ////
…嘘だよ。
俺は〇〇ちゃんだけしか見えてない。
だからレディも俺だけしか
見えないようにしてあげるね^^」
と、一瞬胸を射抜かれたポーズをとってから
〇〇さんの手を目の前で握ります。
『レンくん…///
どうしよう…
私幸せ…//』
「ちょっ、レディ、
俺を超えてくるのやめてくれるかな?//
可愛すぎる…//」
『うふっ♡
だって本心だもん//』