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【R18】欲ばりに花束を。[うたプリ]

第5章 ST☆RISH ツアー中の過ごし方



『ね?
ミューちゃんからキスして?
お帰りって…
それとも…ランランの方から…ンンっ///』

ランランの名前を出した途端
負けず嫌いを発揮するミューちゃん

今まで怒っていたくせに
優しく労わるようにキスしてくれる。

ほんと…素直じゃない…

「ん…お帰り。」

『うんっ!///』

それからタタッとランランの方に駆け寄ると
ランランも手を軽く広げてハグで迎え入れてくれる。
ギュゥッと抱きしめ合って

チュゥっとキスする。

『ふ…んんっ////』

「んっ…お帰り。
疲れてんだろ?
…トラブルか?」

少し心配そうに
私の頬をスリスリと撫でてくれる。

『…ん…
ちょっと大変だったけど、
2人に会えたから
今平気になった…//(* ᴗ͈ˬᴗ͈)”』

とその手にこちらからも擦り寄ると

チュ…

とおでこにキスされる

「お前はホント…///

夕飯まだかかるから、
風呂入ってこい。」

『うん…ありがとう//』

「そういえば、グループチャットみたか?
トキヤから20時に電話するって連絡きてたの」

『うん。みたよ!
楽しみ〜!

じゃ、お風呂行ってくるね!』

パタパタとダイニングをあとにして、
癒しのバスタイム。

そのあとランランの美味しいご飯なんて、
贅沢&幸せすぎ〜(* ᴗ͈ˬᴗ͈)”


**

夕食を済ませて
ランランと食器を洗っていると

もう19:30になってることに気づく。

そういえば、ツアー…どうだったんだろ?
2人が居ないことを思い出して
ちょっと寂しくなっていると

ミューちゃんが
流し台の前に立つ私を
後ろから抱きしめ、

「ST☆RISH…初日から
好調みたいだぞ…」

と、スマホの画面を目の前に持ってきて
ニュースを見せてくれる

『うわぁ、ほんとだ…//
あっ、今レンくん映った!
あっ!今トッキーも!
待って、ふたりが同じ画面にいる!
すごい〜!///』

感激していると

「ハハッ!
なんか、俺たちの時も
そうやってくれそうで
ニヤけちまうぜ。」

「ふっ…目を輝かせて、
俺たちの前だと言うのに、
遠慮という言葉を知らんのか。」

『うっ、ごめん…なさい…( ˊᵕˋ ;)

でも、元気づけようとしてくれたんだよね?
ミューちゃん、ありがとう( ¨̮ )』

「うむ。構わん。」




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