第5章 ST☆RISH ツアー中の過ごし方
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長い1日だった。
帰り道…
”今から帰る”
というランランのメッセージがきて
暫くして
”今帰った。どこにいる。”
とミューちゃんから
メッセージが入る。
”今帰ってるよ^^
お風呂先に済ましてて♡”
と返すと
ミューちゃんの顔に💢マーク
のついたスタンプが返ってきた。
私は同じスタンプの中の
嶺二が♡を送るスタンプで返した。
ケーキ屋さんに寄って
家のガレージ前まで送って貰う。
『ありがとね!
遅くなったぶんはちゃんと
残業、申請しといてね。』
「…分かりました。
同居人様も心配されているのでは?
私も弁明に行きましょうか?」
と、何故か同居人に会いたがる。
私は
『大丈夫!
そんなことしたら
余計拗れるから!
じゃあね!
ありがとね!』
と、菱をさっさと帰して
2人に出会わせないようにする。
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ガチャ…
『ただいまぁ…
遅くなってごめんね…』
とダイニングの扉を開けると…
「おかえりなさいませ。お嬢様^^」
と、執事モードのミューちゃん。
『えっ!?あ、ただいま…( ˊᵕˋ ;)』
なにこれ、新しい怒りの表現?
これどういうこと?
という視線をキッチンにいる
ランランに向けるけど
「おかえり。
遅いって言ってもまだ18:00過ぎじゃねぇか。
大して遅くねーよ。
とにかく、お疲れ様…」
って優しく微笑んでくれるだけ。
「遅くない…と言いましても、
帰ってみればお嬢様の姿がなく、
何の連絡もなかったので、
私は大変心配致しました。」
『あ、そ、それはごめんなさい(><)
ちょっとバタバタしてて…』
と謝ると
「他の男といたのではあるまいな。」
といつもの口調に戻り、
詰め寄られる。
『男…は会社に居るからいたけど…
ちゃんとお仕事してたんだよ?
…それなのに、
ミューちゃんはお帰りのチューもしてくれないの?』
と、逆に詰め寄って
ハグすると…
「なっ////
男といることを認めたくせに、
キスをねだるとはっ!///」
と、可愛い反応。
「オメーはいつも
こうやってやり込められるのに
なんでいちいち
〇〇を虐めようとすんだよ。」
と、ランランに呆れられるミューちゃん。