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【R18】欲ばりに花束を。[うたプリ]

第5章 ST☆RISH ツアー中の過ごし方




**

翌日

『ん…』
と朝目覚めると
目の前にトッキーの綺麗な顔。

背中にはレンくんの体温があって
幸せを感じる。
でも、今日は早起きさせないと!

ガチャ…パタン…

という隣の部屋からの音が聞こえて
ミューちゃんとランランも
起きたことが分かる。

そろそろ2人を…なんて思っていると
両隣から

~♪
ブブツ…ブブツ

とアラームの音とバイブの振動。

すると、
パッ…とトッキーの瞳が開いて
バチッと目が合う。

『トッキー、おはよぉ〜(ˊᗜˋ*)』

「ん…おはようございます。
早いですね」

『うん。目が覚めちゃって、
寝顔に見惚れてたとこ…//』

と言ってその綺麗な
瞳…頬…唇…髪に指を這わせる。

「っ…///
はぁ…離れたくない…」

ギュゥッ…

『ふふっ、
でも、そろそろ起きないとだね…』

2人で笑いあってると

「レディ…俺にはしてくれないの?」

って突然背後から聞こえる

『あ、レンくんも起きたんだね
おはよ(。☌ᴗ☌。)』

って、ぐるっと体を反対向けて
ギュゥッってする。
目の前に厚い胸板がチラッと見えて
そこにチュ…とキスする。

「っ……///
か、可愛い……////」

『今日から1週間は
ファンのものだから、
痕は付けられないけど
記憶に私を焼き付けといてあげる。」

「はぁ……離れたくない…//」

『ふふっ、トッキーと同じこと言ってる♡
はいっ、起きますよっ!』

体を起こす私を
ベッドに引きずり戻そうとする2人。

『もう!2人ともっ!』

と、大きい声を出すと

バンッと
エプロン姿でおたまを担いだランランと
完璧にキラッキラのミューちゃんが
寝室の扉を開けて入ってくる。

「おい。貴様ら…
早く降りてこい。」

「レン、トキヤ、
朝飯できてんぞ。
今日リハからスタートだろ。
早く準備しろ」

『ランラン、ミューちゃん!
おはよぉ〜( ¨̮ )』

「はよ。
〇〇はもう少し寝ててもいいんだぞ?」

ランランが優しい瞳で見つめてくれる。

『んーん。
今日は私もお仕事なの。
皆のお見送りしたら
自分の支度あるから起きるよ( ¨̮ )』

「はぁ…起きますかね…」
「…だね」

ようやく諦めた様子の2人。

パパっと着替えて、
いい匂いのするダイニングへ
降りていく。



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