第5章 ST☆RISH ツアー中の過ごし方
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寝支度を整えて
寝室のベッドで2人を待つ。
ガチャ……
バスローブ姿の2人は
いつものように、
右にトッキー、左にレンくん
と私を挟むように両側からベッドインする。
明日は早いから今日はハグだけ。と
ふたりとギューッとハグをして
チュッと軽く口付けて
ギュゥッとトッキーの腕の中に抱きしめられる。
レンくんも、背後から抱きしめてくれる。
「ねぇ、〇〇ちゃん?」
『んー?』
「俺たちこれから1週間居ないけど、
バロンと蘭ちゃんに好き勝手されちゃ
ダメだよ?」
後ろからレンくんに囁かれて
また腰にジンジンきちゃう。
『…うん。
分かってる。
頑張る…//』
「うん。いい返事だね^^」
『私からも2人にお願い…していい?』
「……なに?」
「なんです?」
『毎日電話してもいい?』
って、重たいと思われちゃうかな…
でも、2人が本当に1人で夜を過ごすかが不安で
こんな提案をしてしまう…
「クス……それって、寂しいから?
それとも、浮気を疑われてる?」
レンくんにはバレてる…//
「ふっ…今回は相部屋も無いですし、
1人なので、全然大丈夫ですよ^^」
トッキーも察した様子で
笑顔で了承してくれる
『ほんと?
テレビ電話してもいい?』
「はい^^」
「いいよ?」
「俺たちにとっても、
あの二人になにもされてないか確認できて
好都合かもしれないね。」
「確かにそうですね^^
では、当日スケジュールを確認して、
午前中には
グループチャットで時間を伝えるので
その時間にテレビ通話することにしましょう^^」
テキパキと段取りしてくれるトキヤさん。
さすがです。
『うん!
よかった…
重いって嫌われちゃうかと思った(>ㅿ<;;)』
「ふふっ、可愛いね?
4人で付き合うって言われても
嫌いになってないのに、
そんなことで嫌いにならないよ?」
「確かに。
本当、貴女の気にするポイントが
全く掴めません…(--;)
まぁ、そこが面白いところなんですけどね。」
好き放題言われてるけど、
まぁいいや。
トッキーの石鹸の香りに包まれて
今日はリラックスして眠れそう…//
『2人とも…大好き…///…zzZ』
「…私もですよ。」
「…俺もだよ。」