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【R18】欲ばりに花束を。[うたプリ]

第5章 ST☆RISH ツアー中の過ごし方




「ん?…レディ…?
どうしたんだい?」

『へっ!?な、ナンデモナイヨ!』

少し距離を縮めてくるレンくんから
そそっと逃げる私。

「んー?
本当のこと…言わないと…
夜酷いことになるの…分かるよね?」

「?…どういうことです?」

「さっきシノミーの名前
出したら急に態度がよそよそしくなったから
怪しいなぁと思って。」

『あ、あ怪しくなんか…( ˊᵕˋ ;)』

「まさか、私たちより…
四宮さんの方が好き…なんてこと。」

『あ、あるわけない!
それはないけどっ!』

「…けど?」

目の前にレンくんの顔があって逃げられない。

『ちょ…ちょっと…
歌は好き…////』

というと

「ふーん……
レディは俺たち以外の歌で
耳と脳をいっぱいにすることがあるんだね。」

「……確かに。
そう言われると許せませんね。」

『…う、…で、でも…////』

両側の耳元で囁かれて
耳責めに興奮する反面
恐怖心さえ掻き立てる2人の声色に
泣きそうになる。

「悪いのは…この耳?
ネトォ……」

『ひぁっ!?///』

耳の中にレンくんの舌が入ってきて
耳の中をかき回す音が鮮明に聞こえる。

「それとも…こっちの耳…ですか?
チュゥ…」

『ぁんんっ////』

トッキーには耳の後ろキスされ
感じてしまう。

『ちょ、…2人とも…落ち着いて、、

夕飯、食べて落ち着こ?ね?』

何とかなだめようとする私。

「…………クス…なんてね。
嘘だよ。

俺たちの仲間のこと…
好きでいてくれるのは嬉しい。」

「ふふっ…//
いつも余裕の貴女が
ここまで取り乱すのも珍しい…」

って、私の顔を覗きながら
クスクス笑う2人。

『へっ!?……
ふ、2人とも、今の…
お、怒ってるわけじゃないの?』

と聞くと

「クス……別のグループだったら
嫉妬するかもしれないけど、
シノミーの歌が好きなのは俺達も同じだからね^^」

だって。

『もう!
傷つけちゃったかと思って
心配したのに!٩(๑`^´๑)۶』

プンスカと怒ると
2人がごめんごめんと言って、
ダイニングの方に移り、夕飯を食べ始める。

私も2人について行って
2人が食べているのをじっと見つめる。

共同生活を初めてから
1週間も一緒にいられないことがなかったから
目に焼き付けておく。



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