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【R18】欲ばりに花束を。[うたプリ]

第4章 baby my strawberry




「?…どうかされたんですか?」

俺たちの様子にただ事ではないと思ったのか
イッチーが俺たちの元に
小走りでやってくる。

「やぁ、イッチーおかえり。」

「お2人ともどうされたんです?
〇〇さんは?」

キョロキョロとレディを探すイッチーに
書斎を指さして

「今かくかくしかじかで…

こういう状況…」

と説明すると

「……あ、あ…あなたたちは…ッ
なんてことを…ッ//

次から次へと…
嫌われたいんですか!?!?」

怒りと呆れと恥ずかしさが混じって
感情がめちゃくちゃなイッチー

「まあまあ…
なっちゃったもんは仕方ないからさ
このあとどうするか、
イッチーも一緒に考えてくれない?」

「…まぁ、私は1度〇〇さんに
帰ってきた旨を伝える必要があるので
ついでに様子を伺ってきます。」

「ん。よろしくね^^」

**


トキヤside


コンコン…


「〇〇さん、一ノ瀬です。
ただいま戻りました。」

閉じられた扉をノックすると

『あっ、トッキ~!
おかえりなさい』

と、思ったよりも明るい声が返ってくる。

「話はレンから聞きましたが、
まだ部屋から出られませんか?」

『うん…もう少し。

ミューちゃんには反省してもらわないと。』

「反省…ですか?」

『うん…だって、ミューちゃんだけずるいって
トッキーもランランも思うでしょ?
だから2人に替わってお仕置してるのっ』

「あぁ…ふふっ…そういうことでしたか。
私は貴女の心が傷ついたのかと…

なるほど……分かりました。
ではもう少し、お仕置して差し上げましょうか。」

『ふふっ、うん。
ありがと♡

ランランが帰ってくる頃には
そっち戻るから』

「はい。」



**


レンside


イッチーが書斎の彼女となにやら話して
スタスタとソファの方に戻ってくる。

「レディ…怒ってたかい?」

不安げに尋ねると

「クスッ…いえ、
これはカミュさんへの”お仕置”だそうです。」

と、笑って返すイッチー

「お仕置だと!?」

目を見開くバロンに

「ハハッ…バロン…
〇〇ちゃんから
お仕置されてたんだって(ˊᗜˋ*)」

お腹を抱えて笑う俺。

「でもまぁ、効果覿面だよね
間違いなくバロン…ショック受けてたし」





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