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【R18】欲ばりに花束を。[うたプリ]

第4章 baby my strawberry



「俺はその苺がいいのだ。
ほら、出せ」

そのサディスティックに
レディも口を押さえて
フルフルと首を振る。

『ん〜っ////(><)』

「飲むなよ…ほら早く…
俺の苺がお前の口の中で
ぐちゃぐちゃになるだろうが。」

……なんつープレイだ…

自分の口を押えて
いやいやする〇〇ちゃんの腕を
掴んで引き剥がし、
顎当たりを持って唇に親指を入れる

レディも噛む訳にいかず、
観念してそっと
口を開き、舌をベッと出す。
すかさずバロンが顎を持っていた手で
レディの口から苺を摘み

そのぐちょぐちょの果実を頬張る。

その妖艶さに

『っ~//////

ミューちゃん最低っ!

もう、知らないっ!』

「あ、おいっ、」
「レディっ」

そう言ってレディは目に涙を浮かべ
パタパタと走りながら
バタン…と書斎に籠ってしまった。

ドラマでもヒロインに
逃げられる2人のシーンが流れている。

バロンと俺は空かさず
書斎のドアの前に立つ

コンコン…

「おい……出てこい。」

バロンがこう言って
ドアノブに手をかけようとしたけど

『入らないでっ!

勝手に入ったら
ミューちゃんのことっ、嫌いになる//』

「なっ、!?!?」

この言葉に石のように固まるバロン

「ねぇ、レディ?開けてくれないかな?
……まさか、一人で泣いてないよね?…」

心配して声をかけるけど

『ダメ…

泣いてないけど、
す、すっごいやだった!

から、今日はミューちゃんとは
スキンシップとらないっ』

と、ひとまず声が元気そうではある…

俺たちは一旦ソファに戻り
作戦会議。

ギシッ…

「あ、あれほど怒るようなことをしたか?」

「……うん。
あれはないね。

いくら彼氏でもやっていい事と悪いことはあるよ。」

「なっ!?!?///
貴様もキスで苺を口移しなど
同じようなものではないか。」

「確かにそうだけど、でも、
嫌がられたのはバロンであって

俺じゃないってことは確かだよね?」

「…ムッ( ・᷄ὢ・᷅

とにかく…どうする」

「ひとまず、レディがあの書斎から
出てきてくれるのを待つしかないよ。

俺たちが何かしようとしても
火に油を注ぐだけだよ…」

2人で頭を抱えてどんよりしていると…

「ただいま戻りました…」

とイッチーがリビングに入ってくる。

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