第4章 baby my strawberry
『よし決まり^^
じゃあレンくん…お願い!』
両手を差し出して
ハグして?というポーズの〇〇ちゃん。
可愛い…//
「クスッ…
ちゃんとお願い覚えてたんだね?」
その体をグイッと持ち上げて
『当たり前でしょ~
私のこと適当な人間だと思ってる?』
「ふふっ、うそうそ、思ってないよ?
よいしょ…っと、」
とお姫様抱っこする。
「え?なぜ、レンが
〇〇さんを抱っこするんです?」
『すーっ……はぁ…//
レンくんて、体からも薔薇の匂いするんだね///」
レディは俺の首に腕を回して
首元に顔を埋めて
こんな可愛いことを言う。
「もう、あんまり可愛いこと言うと
本当にエッチなことするよ?」
『えー?ダメだってば…//』
「え、…ちょ…無視しないでください
なんで抱っこしてるんです?」
『あっ、ごめんトッキー!
昨日の…その…
皆が激しくて、私、腰立たなくって…』
「!?!?…///」
『そ、それで
はいはいしか出来ないから
レンくんに抱っこしてもらう
ことにしたの(。☌ᴗ☌。)』
「なぜ、神宮寺なのだ。」
『えっ、そ、それは………』
言いづらそうに
俺の方をチラッと見るレディ…
1番初めに起きたから…
なんて言ったら
俺になにかされると思ってる?
俺は少し可笑しくなりながら
「それは、
俺が1番よかったから…だよね?」
と、レディにウインクする。
『えっ…と、//』
この答えに対して頷いても
皆から反感買うもんね…
さぁ、レディ…どうするのかな?
『それは……いちばん……』
「1番…?」
皆がゴクリと唾を飲む…
『あー、もう!
起きて1番初めに目が合ったからっ!』
……だって。
「はい?」
3人がぽかんとする中
「アハハハッ…
レディ…正直者だね」
と、レディに笑いかけると
『~っ///
嘘ついたの怒ってない?//』
と上目遣い。
「怒ってないよ?
最初から分かってるから…//」
『そ、そう?
ならよかった( ˊᵕˋ ;)』
ほっと胸を撫で下ろすレディ。
「あー、でもちょっと傷ついたなー、
何かご褒美がないとなー、
つい手が滑って落としちゃうかもなー」
『ええぇ!?
落とさないでよ(>ㅿ<;;)』
俺の言葉にぎゅっと
首元に回された腕に力が篭もる。