第4章 baby my strawberry
「お許しいただけて、光栄だね…^^」
『ふふっ、譲り合って偉いねぇ
よしよーし
(。-ω-ヾ(>᎑<`๑)』
なんて言っていると
「ん……おはようございます。」
と、イッチーが目覚める。
そして
「おい、一ノ瀬、手をどけろ。」
と、バロンに睨まれる。
イッチーはガバッと起き上がって
「はっ!!!?
す、すいません(>ㅿ<;;)
あれ?〇〇さんは?」
と大困惑。
『ふふっ、おはよぉ〜
トッキー』
「あ、おはようございます。
あれ?」
「イッチー、ぐっすりだったね^^
今日仕事だろ?時間、大丈夫?」
という俺の言葉に
バッ…とスマホを確認して
「え、ええ…大丈夫です。
でも、そろそろ起きないとですね。」
イッチーの反応を確認して
レディが爆睡している蘭ちゃんに
『ランラーン…起きてー?
皆で起きるよ~?』
って言いながら
体をゆさゆさと揺らす。
蘭ちゃんは
「ん〜……?
ぁんだよ……」
と一瞬目を覚まして
『きゃっ!?』
グイッと
レディの腕を引いて
自分の腕の中におさめながら
「…まだねみぃ…zZZ」
とそのまま2度寝しようとする。
俺が引き剥がそうと動き始めたとき、
「おい、黒崎。
〇〇を離せ」
とバロンが蘭ちゃんを
げしげしと足蹴にする。
「……ちっ、
何すんだコラ。」
「貴様が全員の予定を現在進行形で
狂わせているのだ。
早く起きろ。
そして、〇〇を離せ。」
「あ?予定?」
「蘭ちゃん、仕事は大丈夫なの?」
「え?今何時だよ?」
「今は朝の5時です。」
「ァ!?早すぎんだろ
なんだそれ。大丈夫だよ!」
「私はHAYATOの仕事があるので
そろそろ…」
『そうだよね…( ˊᵕˋ ;)
ほら、蘭ちゃん起きないなら
置いていくよ?』
「んー。。
〇〇、一緒にもうちょっと寝ねぇ?」
『んー、だぁめ。
今日は私、レンくんとミューちゃんと
3人でまったりしなきゃいけないから。
ここでランランと一緒に寝たら
2人に昼間何されるか分からないでしょ?』
「レディ…ひどいなぁ…
ちょっとエッチなことするだけでしょ?」
「仕置….だろうな。」
俺たちの発言に
「…………チッ…
起きるか……」
と、むくっと、起き上がる蘭ちゃん。