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【R18】欲ばりに花束を。[うたプリ]

第4章 baby my strawberry



『昨日のレンくんのせいで
腰立たないからだよ?、//』

だってさ。

彼女は本当に嘘が上手だ。
ほんとは朝一番に目が合ったから…
とかだろうな。

だって絶対蘭ちゃんの方が
無茶苦茶してたもん。

「クス…
早起きして良かった…
ってことかな?」

『んー?ふふ♡』

「どうする?
3人残してリビング行く?」

と聞くと、

『ちょっと待って…
こんな可愛い3人見られる機会ないから
写真におさめないと』

…とはいはいしながら
サイドテーブルに充電している
スマホを持つ。

可愛い3人?なんて思ってみると、
レディが居なくなったあとの3人は
まるでバロンを抱きながら寝ているかのよう。

「クス…これは確かに可愛いかもね…」

『はぁ…ランランがミューちゃんの
膝を抱き抱えてるよぉ〜///

それに、トッキーも
ミューちゃんの腰に手を回して…
なんて愛おしいの…///』

「……^_^;」

まぁ、これ全部レディか昨晩
されてたことなんだけどね…

少し騒がしいからか
「ん…?」

とバロンが目を覚ます

俺と〇〇ちゃんは急いで
抱き合って寝たフリをする

「……」

そして、レディを俺の胸に閉じ込めて
向かいにいるバロンたちの様子を
薄目を開けて伺う

「…!?」


バロンがまず〇〇ちゃんを探し、
俺の腕の中にいる彼女の背中を見つける
さらに蘭ちゃんとトッキーに
軽く抱きしめられていることに驚いて

ちょっとしたパニック状態

「ククッ…アハハッ…ダメだ…
笑い堪えられないよ」

「なっ、神宮寺…
起きておったのか…」

『んもう!
レンくんダメじゃん!笑っちゃ!

レンくんの震えが私にまで伝わって
何も見てないのに笑っちゃう…ふふっ』

「〇〇まで…
お前は俺の腕の中で寝ていたはずであろう。」

何が何だかわからないまま
笑われることに、ムッとするバロン

バロンが拗ねたことを察して
くるっと振り返り、

『うん…ごめんね(^O^;)
今朝起きたら

レンくんが寂しそうに見つめてくるからつい…
だから許して?…ね?』

そう言ってバロンの頭を撫でる彼女。

「ん……まぁ、
神宮寺は〇〇にほとんど触れずに
寝ていたからな…

仕方あるまい。」


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