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【R18】欲ばりに花束を。[うたプリ]

第16章 とあるメンテの日




『あっ、レンくん!
ごめん、騒がしかったね( ˊᵕˋ ;)』

「大丈夫だよ^^

それより、もう終わったのかい?」

と、優しい笑顔を向けるレン

『あ、違うの…
あとはマッサージが残ってるんだけど、

いつもの人、
お子さんがお熱で幼稚園から
呼び出しがあったみたいで
急遽帰らないと行けなくなっちゃって…( ˊᵕˋ ;)

旦那さんとか色んな人に連絡してみるって
言ってたんだけど、
私は大丈夫だから行ってあげてって
言ったの…^^

お子さんが何事もなく無事だといいなと思って…^^』

というと、

「レディは優しいね^^」

と、腰に手を回すレン

『そんな事ないよ^^

誰だってこうするでしょ…//』

と、真っ直ぐに言う彼女。

「……じゃあどうすんだ?

代わりに誰か来んのか?」

リビングに戻るふたりに
ソファに転がる蘭丸が
警戒しながらこう言う。

『うーん…まぁ、
そう言ってはくれたけど、
全然来なくても大丈夫だと思ってる^^』

なんて言っていると

ブブッと〇〇の携帯が振動し、

”代わり見つかったみたいです
詳細が分からず申し訳ないですが、
そのうちサロン名を名乗る人物が
チャイムを鳴らします。”

と、メッセージが入る。

『あっ、代わりの人を
呼んでくれたみたい!』

キラキラとした笑顔を
2人に向けると

「それは良かった^^」

「あぁ。
それまで、なにか飲むか?」

と、笑顔を向けてくれる。
蘭丸は立ち上がって
〇〇に紅茶をいれてくれる。

レンと2人でソファに座ると

「レディ…ネイルしたの?」

手を取ってまじまじと見つめる彼。

『う、うん……//
撮影もあるから、
カラー入れられなくて、
フレンチネイルだけど…//』

「前から思ってたけど、
手も…とっても綺麗だよね//」

と、すべすべと手の甲を撫で、
ぎゅっと指を絡ませて握る。

『っ……////
そ、そぉかな…//』

あまり言われ慣れない褒め言葉に
ドキドキしてしまう〇〇。

すると、蘭丸が、ソファの前のテーブルに
自分と〇〇の分の飲み物を用意して
レンとは反対側に腰掛ける。

「……ほんとだな…
すべすべしてて、肌は気持ちいいし…
指は細長くて…白くて…綺麗だな。」

と、反対側の手を握る。









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