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【R18】欲ばりに花束を。[うたプリ]

第16章 とあるメンテの日



すると、
その音を聞き付けた〇〇が
パタパタと階段を駆け下りてくる。

インターホンに写る人物が
女性であることをチラ見で確認した
レンと蘭丸が内心ほっとしつつ

〇〇の動向を見守る。

『はぁーい!』

「ご無沙汰してますぅ〜

出張サロンできました^^」

『はーい!どうぞ〜!』

と、門の電子ロックを解除する。

ピッと画面を消して

『2人とも、すごく言いづらいんだけど
隠れてもらっていい?』

と申し訳なさそうにする〇〇。

「そうだね。
じゃあ、俺は書斎で雑誌でも読んでいようかな…」

というレン。

「書斎か…あんまり近寄った事ねーから
俺もそこで過ごすかな…

1Fにいた方か腹減った時
何かキッチンに取りに行けるからな…」

『……あんまり広くないけど大丈夫??

CDとか、デッキとかヘッドホンもあるから
自由に使ってね?』

と気遣う〇〇に、

「うん。こっちは大丈夫だから、
レディは1人で楽しんでおいで^^

それに、早く玄関の鍵開けてあげないと( ˊᵕˋ ;)」

と、レンに言われて

『ありがとー!
多少の物音は立ててもらっても大丈夫だから!

親戚が来てるってことにするから』

「助かるよ…^^」

そして、
レンと蘭丸は書斎に、
〇〇は玄関の方に向かう。


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