第2章 新しい家
「ふむ…
それは一理あるな。」
「いや、冷静になれよ。
こんなんで嫌われたくねーぞ俺は。」
「ふっ、…貴様…臆したな」
「あんだと!?」
「ちょっと、2人とも!
言い争ってる場合じゃないって…
事態は一刻を争うんだから!」
バタバタと
3人で洗面室に行き、
そーっと扉を開ける。
ひとまず
〇〇の姿は無い。
安心して洗面室にゾロゾロと乗り込む。
「これは…っ///」
出てから着用するであろう
可愛い部屋着…
そして下着が用意してある。
「レディ…案外セクシー系//」
そして浴室の方から
シャァァァ
というシャワーの音が聞こえる。
ドクンドクンと心臓が脈打ち、
童貞の気分。
カミュが扉に手をかけ…
ガラッと引くと
『ぅへっ!?////』
シャワーの前に立って
腕あたりを洗っている〇〇
が目に飛び込んでくる。
『きゃあああああっ!!/////』
咄嗟に胸を隠して
へたり込むが、
くびれがエロすぎる。
「ぶっ!!///」
ここで俺は離脱。
「〇〇ちゃん?
背中…流してあげようか?///
はぁはぁ…//」
…とさっき引っ込めた鼻血が
また下りてくるレン。
コイツはただのエロおやじだな。
『いっ、いい!いいからっ!
きちゃだめっ////』
こっちを振り返らず
体を隠すことに専念する〇〇
「なぜ拒む…
俺たちは付き合っているのだろう?
お前と…」
そこで、
バタバタと廊下の方から足音が聞こえる
そして
ガラッと扉が開いたと同時に
トキヤが駆け込んでくる。
「どうし…!!?」
と俺たちをみて
状況を理解したのか
「……貴方たち
…一体何をしてるんです?(╬ ‾᷅皿‾᷄ ╬)」
と怒りモード。
『うぅ、トッキ〜…
この人達追い出してぇ…(T_T)』
「ええ。もちろんです。
ほら!早く出てください!」
ガラガラ…ピシャッ
と、強く浴室の扉が閉じられる。
「貴方たちは…まったく…」
と、トキヤの説教がはじまりかけたとき、