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【R18】欲ばりに花束を。[うたプリ]

第2章 新しい家



「まだだ。
〇〇、貴様あの時言ったよな?
4人を愛したいし、愛されたいと。」

と、カミュが
扉の向こうの〇〇に向かって話しかける。

『う、うん…//』

と〇〇も答える。

「今晩俺は貴様を抱くつもりだ。

それも今のように恥ずかしいからと
拒否するつもりではあるまいな?」

カミュの言葉にはっとさせられた。

確かに。
俺たちはこいつからずっと
お預けを食らっている状態。

ただ単にハーレム状態を楽しんでいるだけなら
俺たちはお預けを食らったまま、
最後はフラれるのかもしれない。

全員が扉の向こうからの答えを待つ。

『ミューちゃん…//

…私…恥ずかしくて拒んだんじゃないよ?』

「なにっ!?
しかし、体を隠すようにして
うずくまっておったでは無いか。」

『それはそうなんだけど…
恥ずかしいからじゃなくて…

その、私も…今日みんなと…すると思って…

体を綺麗に綺麗に洗ってて…
その綺麗な状態を
最初に見てもらいたかったの…。

だから、まだ綺麗じゃないから…//

……見ちゃダメ…//』

全員が顔を真っ赤にして
今晩の妄想に頭を働かせる。

いや、可愛すぎね?
こえーんだが。

「そ……そうか。///
なら仕方あるまい。

悪かったな…//」

『んーん。
大丈夫だよ。

今度絶対入ろうね?//』

「…ああ。//」

俺たちのなかの不安が一蹴されたところで

「彼女が許しても、私が許しません!」

トキヤの説教が再開する。

全員リビングに連行され、
長々と説教が続いたあと
「罰として、
皆さんは今晩の夕食を作ってください!」

と締めくくられた。


俺とカミュとレンで冷蔵庫の中を確認して、
足りない食材のお遣いを頼む。
俺はあり物で料理を開始する。
5人分なんて腕がなるぜ。

説教を終えたトキヤは
部屋の片付けを再開した。




END



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