第14章 告白
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『今日はありがとう。
とっても美味しかった^^
それに、劇中はあまり絡みがないから
色々とお話できてよかった♡(。☌ᴗ☌。)』
デートを終え、
〇〇の自宅近くの公園まで見送る蘭丸。
「本当に家まで送らなくてよかったのか?」
と、寂しげにする彼だが
『うん。大丈夫^^
今をときめくQUARTET NIGHT
が大事な時期にスキャンダルなんて嫌でしょ?』
という〇〇の言葉に納得する。
「スキャンダルって…
そんな大袈裟な…
張られてるわけでもあるまいし…
だが、まぁ…そうだな。わかった。」
『アハハ…
大袈裟だといいんだけどねぇ…
(結構張られてるんですよネ(。-_-。)…)
…じゃあ、また明日(^^)』
「あぁ。」
なんて会話をして別れる2人。
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〇〇side
チャプ
1人で入るには
大きすぎる湯船に浸かりながら
今日の出来事を反芻する〇〇。
トッキー…
真面目でストイックで頼りになる。
でも今日頼ってくれた時、
とても嬉しくて、胸がザワついた…
蘭丸さん…
あ、ランランって呼んでもいいって
言ってもらったんだ…
ランラン…
強引で男らしくて…
でもちょっと隙がある所が可愛い人…
他の2人も可愛いところ…あるのかな…
なんて…
考えながら今日の疲れを癒す。
明日はどんな日になるだろうか…
そんな期待と不安で胸をいっぱいにさせながら
バシャッと立ち上がった。