• テキストサイズ

【R18】欲ばりに花束を。[うたプリ]

第14章 告白



**

蘭丸side

トキヤと□□から遅れて
昼休憩に入ると

2人がどこにもいない。

レンがスタッフに聞いているのを
たまたま耳にしたが、

「お2人で外出されてましたよ」

とのこと。

チッ 先を越された。

まぁ、いいか…夜、誘うか。

**

稽古が終わり
全員が帰り支度をする

控え室に戻っている途中で

「おい。
メシでもどうだ。」

と、そっぽ向きながら
〇〇に話しかける蘭丸。

『へっ?…
(私何か粗相しちゃったかな…)』

びっくりして蘭丸の方を
見つめる〇〇に、

「あ、いや…
その、シュークリームの礼に
上手い店…連れてってやろうかと…」

と、お誘いの理由をつくる。

『あっ、そういう、…
ふふっ、よかったぁ…
なにか怒られるのかと思いました^^』

「なっ、なんでだよ…//」

『だって、ムスッとしてるし…』

「これはもとからだ。」

『ふふっ、じゃあ
楽しみにしてます(* ᴗ͈ˬᴗ͈)”』

と、了承してくれる。

**

帰り支度を終えて
エントランスを出ると

バイクに腰かけて
2人分のヘルメットを
ハンドル部分に掛けて〇〇を待つ蘭丸。

『……//(…なんだか男らしくてかっこいい…//)

お、お待たせしました( ˵>ㅿ<˵ )』

「フッ…声がでけーよ
ほら、これ…」

とヘルメットを渡される。

『わっ…//
は、初めてヘルメットなんて被る…』

カポっと被ってから
顎紐が締められず
ワタワタする〇〇

「貸せ。」

すると、ぐっと
蘭丸が近づいて
カチッと固定してくれる。

蘭丸の綺麗な顔が近くにあって

『……なんか…
ドキドキしちゃうね…//』

「はぁ?…バカじゃねぇの…//」

というやりとり。

「ほら…後ろ乗れ。」

『ん…』

ぐいっとバイクに〇〇の重みを感じると

「ここ…掴まってろ。」

と、自分のお腹あたりに手を回させる。

『…//
(ち、ちかい〜//)』

久々にグイグイと来られる〇〇は
初めての体験にドキドキさせられっぱなし。

風の涼しさを頬に感じながら
蘭丸の背中と密着しているところに
熱を感じる。

「……///
(背中…あつい…//)」


/ 281ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp