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【R18】欲ばりに花束を。[うたプリ]

第14章 告白



数日後

トキヤside

「…あの、今日、一緒にお昼どうですか?」

稽古場の端の方で水分補給をする〇〇に
こういうトキヤ。

トキヤの少し切羽詰まった雰囲気に

『あ、…うん
全然大丈夫だけど、

皆に聞かれたくなかったら
近くにいいお店あるから
そこ行く?』

と、了承する。

「あ、ありがとうございます!」

トキヤの表情が少し柔らかくなったのをみて

『いえいえ^^」

と返事を返す。


**

お昼休憩

「この2人の掛け合いのところで
悩んでまして…」

『うんうん…』

「私自身あまり人の話を聞く…
タイプでは無いので、
どういう表情でいたらいいのか…

と悩んでまして…」

『ふふっ…確かに。
あまりイメージないかも^^

…あ、でも…
トキ自体そういう
人とコミュニケーションとること
慣れてないわけだから…

今のトッキーの迷い…というか
戸惑いみたいなものを残している方が
自然なんじゃないかな?』

メイン料理を頬張りながら
ニコニコとトキヤの話を聞いて
助言をしてくれる〇〇。

「……確かに…
そうですよね。

なんだか難しく考えすぎていたようです。
ありがとうございます。」

『いえいえ…
こんな感じでよければ
いつでも相談してください( ¨̮ )』

「……あの…」

『はい?……』

「また…食事に誘っても良いですか?
…その…2人で。//」

少し照れた表情で
デートに誘う許しを乞うトキヤだが

『はい^^
いつでも、ご相談お待ちしてます^^』

と、伝わってない。

「あ、いや…相談以外でも
誘ってもいいですか?」

この言葉にデートに誘われていると
気がついた〇〇は

『あ、は、はいっ…///』

と、照れながらこう返事を返した。

その後、
他の作品や演出についてを
語り合い、お昼休憩はあっという間に終わった。

**

稽古場

「…今日は楽しかったです
午後からもよろしくお願いします^^」

『いえいえ。
あそこ静かでお客さんも少ないから
結構行くんです。

また行きましょう^^』

「はい!」

なんて言いながら
稽古場に戻ると

「じゃあもう一度、
お2人のホテルのカフェラウンジでのシーン
お願いします^^」

とスタッフに言われ、
仕事モードに切替える2人。



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