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【R18】欲ばりに花束を。[うたプリ]

第2章 新しい家




『そ、そうかな…
今のは不本意だよ^^;』

パタンと扉を閉じながら
階段の方に戻っていく〇〇

『案内は以上なので、
皆は引き続き
お部屋のお片付けやってね〜( ¨̮ )』

そう言われて
カミュ以外は全員自室に戻っていく。

「おい、カミュ
お前〇〇に何かしでかしたら
扉開けてっからすぐ分かるからな!

何もすんなよ!」

俺は捨て台詞を吐いて
自室に戻る。

レンとトキヤも言葉にはしなかったものの、
自室の扉を開けたまま
にしているようだ。

「フン…
貴様が気づけぬように
色んなことをしでかす術はある。

防げるものか。」

カミュが何かをボソッと
言った気がしたが
気のせいか…?

〇〇とカミュは階段をおりて
リビングのソファに腰掛けている。
2人で紅茶とコーヒーを飲みながら
ゆっくり過ごしている様子だったが…


**

1時間後

荷解きを驚きのスピードで終わらせて
あともう少し…というところで
コンコン…

と開いた扉をノックする音。

振り返ると

「蘭ちゃんすごいね。
こんなスピードで終わっていくものなんだね。」

とレンが壁にもたれかかって
こちらを見ている。

「あー、お前は残り、終わったのか?」

「うん。ようやく終わったから
今から降りようと思って。

ついでに
蘭ちゃんの様子見に来た^^」

「おー、俺もひと休みすっかな。」

と下を見下ろすと
いつの間にかカミュ1人になっていた。

「なんだ、もう終わったのか?
つまらん。」

コーヒーカップに口付けながら
つまらなそうにするカミュ

「当然だ。
お前と〇〇を
2人きりにしてたまるかよ。」

「…?で、肝心のレディは?
どこ行ったの?」

「………まぁ落ち着け。」

「…?落ち着いてるだろ。」

「……〇〇なら…」

「……なんだい?
怖いんだけど…」

「………風呂場だ。」

「「んなっ!?!?////」」



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