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【R18】欲ばりに花束を。[うたプリ]

第2章 新しい家




ガチャ…と開けると

「ここは、俺の部屋だね。」

と、レンが答える。

『レンくんもほとんど荷解き終わってるんだねぇ』

「そう。だから、
バロンとイチャついてる時間はないよ?」

『ふふっ、そうだね^^』

「チッ…」

「おい、貴族、舌打ち聞こえてんぞ」

『ここは向かいの窓から
正門の方が見えるから
お庭も見えていいよね』

「ほんとうだ。…
ってことはこの下がガレージかな?」

『うん!そうだよー!
レンくんの車が下にある部屋だよ』

「……で、隣が俺の部屋か?」

『うん!そう!
ランランのお部屋!

ランランのお部屋からも
お庭が見えるんだ〜』

レンの部屋から
皆で俺の部屋を覗くと
ダンボールの山と黒いソファが目に入る。

「片付け大変そうだね。
必要なら手伝うけど?」

「あ?いらねーよ。
1人でできるっつーの。」

『私も必要だったら手伝うから
言ってね?(。☌ᴗ☌。)』

「っ、…だからいらねっつの。」


つーか、
この次の部屋ってもしかして…//


『クスッ…はいはい^^

で、次が、最後の部屋…』

と着いていきながら
皆で息を飲む

(絶対に〇〇の寝室だ…//)

ガチャ…

ピカーッと
部屋の中から光が差してくるような錯覚に陥り、
目を凝らして見ると…
広いベッドがある以外はシンプルな部屋。

「こ、ここは…」

分かりきってはいるが、
一応聞いてみているトキヤ

『私の寝室でーすっ!』

「随分と大きなベッドだねぇ?」

レンが全員が疑問に思ったことを
オブラートに包んで聞いてくれる。

『……その…
5人でも寝られるように…
と思って特注したの…//(/ω\*)』

♡♡ ズッキューンン♡♡

照れながら
とんでもなく可愛いことを言うこいつに
全員石化したのかって言うくらい固まる。

「そ、そうなんだね…
はぁはぁ…てことは
今ここで押し倒しても
なんの文句もないよね?//」

『へっ!?///』

と、理性崩壊したままジリジリと
〇〇に詰寄るレン。

「おい。
鼻血出てんぞレン。」

「レン…正気に戻りなさい。」

「ハッ……
あ、危ない…
獣と化してしまう所だった…」

すぐに我に返り
落ち着きを取り戻すレン。

「神宮寺をこうしてしまうとは、
やはり恐ろしい女だな貴様は。」








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