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【R18】欲ばりに花束を。[うたプリ]

第14章 告白



すると、
ぱぁっと明るく可愛らしい笑顔で

『いいんですかっ?』

と、良い返事。

トキヤはそんな彼女にドキッとする。
七海春歌以外に初めて感じる感情。

そして、いつの間にか
残り3人に追いつかれていて、

「クス……
男だらけの部屋に入るのは…
レディも色々と気遣うだろうから、
喫食スペースに行こうか?」

とレンが紳士ぶりを見せる。

「俺はいいや…ソファで寝てる。」

「……フン…貴様ら2人で行くんだな…」

蘭丸とカミュは興味が無いのか
控え室に残る雰囲気…

「あっ、私…皆さんとのお近づきの印に、
和三盆シュークリーム…
持ってきたんで、
お弁当と一緒に取ってきますね^^」

と、控え室に戻る〇〇。

結局、
ガチャ…と
〇〇が控え室を出ると

『お待たせしました……

って、あれ?
お2人じゃなかったんですか?』

扉の前で待つ4人の男たち。

「……この2人も□□さんと
話してみたくなったそうです。」

と、そっぽ向く先輩2人のことを
チラッと横目にみながら
少し困ったような表情をするトキヤとレン。

そんな4人の様子を見て

『ふふっ…そうなんですね^^
…では、行きますか。』

と、喫食スペースに向かう5人

スペースには5人以外居らず、
5人掛けの丸テーブルで
お弁当を食べ始める。

「あ、すいません、
急に声をかけてしまって…」

黙々とご飯を食べる〇〇に、
謝罪をするトキヤ
しかし、

『私、舞台凄く久々で…緊張してて、
声をかけもらえて凄く嬉しかったです(* ᴗ͈ˬᴗ͈)”』

と、お礼をいう〇〇。

その一言に

「久々…とは思えない演技力だったけど…」

と、意外そうな顔をするレンに

『そ、そうですかね…
本読みから張り切りすぎちゃったかな…//』

頭上から汗が見えそうな〇〇が答える。

「あ、□□さんは先輩ですから、
敬語じゃなくて大丈夫ですよ?」

と、トキヤは
年齢も芸歴も上の女性に敬語を使われることに
違和感があるのか、そんなことを提案する。

『あ、はい…
も、もう少し慣れたら、
徐々にタメ口になってくると思います…( ˊᵕˋ ;)』


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