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【R18】欲ばりに花束を。[うたプリ]

第14章 告白




「フン…くだらん…
どうせ喧嘩の王子様であろう。」

カミュがその様子を見て
何を焦ることがあるのかと嘲笑する。

そして、

「いや、…」

と続ける藍の言葉を遮って、

「違うよね〜。
あれ、龍也先輩の最初で最後のベッドシーン。
ファンの中で今も語り継がれているあの映画でしょ?

ちなみに龍也センパイの恋人役が〇〇ちゃんね。」

と、嶺二が話しながらウインクする。

「…!?」

さっきまで余裕の表情だったカミュの顔が
急にこわばる。

「これ…画像が沢山でてくるよ?」

と、例のトキヤとレンにバレた画像が
この2人にまでバレることになってしまう。

「……へ、へぇ〜…
日向さんも脱いだりとか…あんだな。
(2人とも、ほぼ裸じゃねぇか(=_=))」

と、蘭丸。

「……な、なるほどな。
まぁ、知ったことでは無いがな。
(…あやつめ。わざと黙っておったな?
…次から次へと隠し事をしおって。( ・᷄ὢ・᷅ ))」

とカミュ。

そんなことなどつゆ知らず

副業モードの〇〇のもとに
蘭丸とカミュから

「どういう事だ。」

というメッセージが届くのは
数分後のこと。

そして、

「でも、写真集の時に感じたけど
2人ともよく□□さんに
心を開いているよね。

嶺二の撮影中ハラハラしたりして…
全く好意を隠せてなかったけど?」

と藍が2人の空気をぶった切ってこう言うと

「まぁ確かに…
共演したときに…
なんつーか…楽しい?
って思わせてくれる何かはあったな。」

と、蘭丸がその言葉に答える。

「いいねいいね!
2人が共演って、
嶺ちゃん結構心配してたけど、

上手くいったのは、
彼女の立ち回りが上手かったからかもね^^」

「確かに、2人が喧嘩しても
このメンバーだと
仲裁したり止めたりする人が居ないよね。」

と、JOKER TRAPのメンバーを
みながら冷静に分析する藍。

「…まあ、
センスがいい…
というのはそれだけで
心地が良いものだ。

あやつが差し入れで持ってくる甘味は
中々のものだった。」

「ふふっ。べた褒めだね…^^」

なんて言っていると

コンコン…

「失礼します」

と、七海春歌が楽曲の打ち合わせにやってきた。

4人は頭をSSSに切替えて、
打ち合わせに集中する。




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