第2章 新しい家
「これは…素晴らしい…
演技やデザインに関連する本が
沢山ありますね…//」
『ふふっ、
トッキーは気に入ってくれると思った^^
あとミューちゃんも…かな?』
「フン…
…まぁ、悪くない…//」
トキヤやカミュたちが、
ここで過ごしているのが想像出来る。
まぁ、俺には縁遠そうな部屋だな。
そして、書斎から出て、
いよいよ2階だ。
階段を上がっていくと
L字型の廊下の折れ曲がり地点に
到着する。
登ってすぐ左前に扉が2つ
右後ろに扉が3つある。
扉に繋がる通路(廊下)からは
下のリビング、ダイニング、キッチンがよく見える。
階段をあがって左に進んでいく〇〇
奥の扉をガチャ…と開くと
ダンボールや家具が入れられていた。
「ここは、私の部屋のようですね。
荷物もちゃんと届いていますね…」
『そう!ここは、
トッキーのお部屋〜
ベッドは元々あったから
それ使ってね~
クローゼットはここだよ!』
「はい。ありがとうございます。」
『で、隣が…』
「俺の部屋だ。」
とカミュがもう我がもの顔で扉を開ける。
しかも、自分だけ
荷解きを済ませてやがる。
『わぁ!ミューちゃんのお部屋素敵〜♡
高貴な感じだね~!
荷解きもとっても早いね』
〇〇がカミュにキラキラした目を向けると
「あと3室の案内が終わったら、
俺の部屋でゆっくりしても良いのだぞ…
どうせこやつらは
荷解きが残っている。」
『ゆ、ゆっくり…って、
リビングじゃだめなの?』
「俺は他人に見られながらスる趣味は無い。」
『んなっ!?///
昼間っから何言ってるの( ´ㅁ` ;)
変態!』
と、逃げるように
レンの後ろに隠れる〇〇
子供みたいで可愛い//
「そうだね。バロンは変態だよね。」
と、〇〇の頭に
スリスリと頬を寄せてよしよしするレン。
レンくん~///
なんて言いながら
次の部屋に向かう。
次は階段をあがって右後ろの一番端の部屋。
トキヤの部屋と対角線上にある部屋だ。