第2章 新しい家
「ん?こっち…繋がってるんだね…」
レンがランドリー室の奥の方に
フライングして進んでいく。
『うん、そう!
その奥が浴室で、
ここは脱衣所兼洗面所になってるの。
ここで脱いで、
この穴から脱いだ服を入れると…
洗濯機横の籠に溜まっていくんだ〜♡』
嬉しそうに話す〇〇。
「ふふっ、
本当に洗濯が好きなんだね?レディ//
…可愛い//」
『えへへ~///』
そして、
イチャつく2人の間に割って入るトキヤ。
「洗面所…もかなり広いですね」
『そうなの!
ちょっとランドリー室にも拡張して、
5人が朝の準備で一緒になっても
大丈夫なようにしたの^^』
「なっ!?"した"って、
俺たちのためにこんなことになってんのか!?」
『うん!そうだよ?
絶対5人で付き合うって決めてたから
返事する前に色々とリフォームしたんだ〜^^
って言っても大掛かりな工事はほとんどなかったよ
もともと1人で住むには広すぎるから、この家( .. )
2階もほとんど使ってなかったから、
みんなが来てくれて本当に嬉しい(* ᴗ͈ˬᴗ͈)”』
「ここに1人…って
ちょっと寂しいよね」
『うん…
でも、おじい様が、
事務所退所と会社立ち上げ(副業)の
お祝いにくれたものだから。
他の場所に住む選択肢はなかったの』
「そっか…」
少しシン…としたが、
『よーし、じゃあ次行くよー!
浴室はこんな感じでーす』
ガラッと引き戸を引くと
旅館にある貸切風呂…
のような大きなバスルーム。
『結構広いし、
シャワーも2つあるから、
複数人で入っても全然大丈夫だよ!』
と、案内を続行する〇〇
「複数人…とは、
お前と一緒に入っても良い…
ということだな?」
カミュが真顔で聞いている。
『んー、別にいいけど
ミューちゃんは
私と入りたいの?』
「ああ。
その身体を…
余すところなく綺麗にしてやろう」
と、〇〇の顎をクイッと
もってキスを迫るカミュ。
『…ミューちゃ…////
まぁ、そのうち…ね?///』
なんつーこと言ってんだこいつら。
つか近ぇよ。
「それなら俺も
レディと一緒に入りたいな〜」
と、カミュを引き剥がすレン
『レンくんまで…//
私幸せ~♡//』
ところ構わずイチャつく3人…