• テキストサイズ

【R18】欲ばりに花束を。[うたプリ]

第9章 QUARTET NIGHTとの撮影




「クスッ…
大丈夫!大丈夫!

彼氏には僕が謝ってあげるよ^^」

なんて軽く言うけど…

(人の気も知らないで…)

『結構です。会わせるわけないでしょ。』

「ふーん…
実は、もう会ったことあったりして^^」

『さぁ…どうだろ?
芸能関係だから、あるかもね。』

「ふーん…ま、いいや。
で、やるってことでいいよね?」

『……うん。
早く終わらせたいし。』

「……そうだね。
これで最後でいいか、
プロデューサーに後で聞いてみよう。」

『うん。』

私が頷くと、
ギリギリ湿っている
くらいで留まっていたシャツを
2人でびちゃびちゃにして透けさせる。

嶺二が私を背中から抱きしめ、
濡れたシャツがピッタリ肌にくっつき
黒い下着がくっきりと浮き出てくる。

更に片方のシャツをはだけさせるように
引っ張り、私の右肩と右の胸元当たりが露になり、
嶺二がうなじあたりに歯を立てて噛み付く

フリだって言ってたくせに…

『ちょっ、嶺二ぃっ//』

ほんとに甘噛みしてくる嶺二に
あの時のランランとミューちゃんを思い出して
感じたような表情になる。

「感じちゃった?
可愛いね…//」

『感じてな…ぃ
フリって言ったでしょ…!』

逃げたくても
お腹あたりを
グッと力強く抱かれていて逃げられない。

私はなるべく感じた表情に見えないように
目を閉じて唇をきゅっと閉じて口角をあげる。

…プレイ中の男女に見えないように、
悪戯する彼氏とのいちゃいちゃに見えるように。

(はぁ…これが雑誌に載るかもと思うと
色々と考えて心臓が縮んでしまう。)

てか、どうしたの嶺二。
ふざけたりはあるけど、
こういう悪戯する人じゃなかったのに。
なんて考えていると

「昔はあんなに僕の後ろを引っ付いてきて
可愛かったのに…
最近は僕に冷たいし、ツレないから
ちょっと悪戯しちゃった^^」

って、少し寂しそうに笑う嶺二。

『悪戯って…

子供の頃とは違うんだから
当たり前…っ//』

何を今更と
抗議していたところに

「はい!OKですっ!」

とプロデューサーの声がスタジオに響く。


/ 281ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp