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【R18】欲ばりに花束を。[うたプリ]

第8章 美しき過去



(なんだか可愛い//)

「わぁ…素敵だね。

俺もこのセクシーは見習わないとね。」

『クスッ…レンくんに
色気を褒めてもらうのは嬉しいね♡』

「そう?
俺がレディの中ではセクシー代表…
って事でいいのかな?」

『うん。代表だね。
日本…いや、世界代表』

「クスッ…ありがと^^」

「あと…今度
先輩たちとのグラビア撮影もあるんですって。」

「えっ!?…グラビアって、どんな?」

「カップルグラビア…だそうです。」

「え…あの、
イチャイチャしてるのを撮影される…あれ?」

『そ、そうだけど
私なんて多分
後頭部しか映らないよ( ˊᵕˋ ;)』

「本当かな…
キスとか…ちゃんと回避してよ?」

『ん~…ミューちゃんとランランの考えてる事は
何となくわかるけど

あとの2人が分からないからなんとも言えな…』

と、PCを見ながら
ぶっちゃけてしまった私…

「なんとも言えない…ですって?」

『ひっ…( ´ㅁ` ;)』

「今何も考えずに喋ったね、レディ^^」

『わ、わかりました!
とにかく防衛頑張ります( ˊᵕˋ ;)』

「お願いしますよ( ・᷄ὢ・᷅ )」

私は第2ラウンドに突入しそうな雰囲気を
なんとか回避して

再び業務に戻る。

「あと…寿さんとの共演歴もそれなりにあるみたいで
お2人は古い仲…
のようです。」

「へぇ…レディ…意外と
俺たちの関係者に繋がってる人物だったんだね。」

『ふふ…意外とそうだね。』

「あとは、…HE★VENSの鳳瑛一さん…
と、日向さん、ですか。」

『うん。
多分それくらいだと思うんだけど…( ¨̮ )』

「へぇ…で、あの写真が見つかっちゃったのか」

「はい^^」

カタカタッ…カチッ

『………よしっ!
これで終わりっ!』

Enterキーを押して
菱宛にメールを送って
今日の業務は終了。

『ん〜っ…』

と伸びをする私と

「お疲れ様、レディ^^」
「お疲れ様です^^」

と笑顔を向けてくれる
私の癒したち。

はぁ~…幸せ♡

ソファに並んで雑誌を読んでいる2人の元へ向かって
ぎゅーっと2人共をハグする

「おや…//」
「わっ//」

『はぁ…癒される〜』

「本当に今日は飼い主みたいですね。」

『社長モードだからね^^』

なんて笑い合いながら
暫く3人で抱きしめ合った。


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