第8章 美しき過去
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3人でリビングでテレビを見ながら
談笑していると
「帰ったぞ…」
「あー、疲れた~」
と、ミューちゃんとランランが仲良く帰宅。
『おかえり~♡』
って2人をパタパタとで迎えに行って
ぎゅーっとハグして
お帰りのキス。
「んっ…どうした?
今日は機嫌がいいな。」
「確かに。何かいい事あったか?」
『ん〜…ふふ。
リモートワークも悪くないなって♡』
そう言って
視線をトッキーたちに移すと
「お帰り〜蘭ちゃん、バロン^^」
「お疲れ様です。黒崎さん。カミュさん。」
とレンくんがヒラヒラと手を振り、
トッキーがお辞儀をする。
「おう。
トキヤなんでこいつこんなにテンション高いんだ?」
「〇〇さんの過去の話を聞いていたら
青春時代を思い出して
ちょっとハイになっているようです。^_^;」
と、少し引き気味のトッキー。
「こやつの過去…?」
とミューちゃんが鋭い視線を
2人に向けると
「ブッキーとも共演歴があるみたいだよ?」
とレンくんがしれっと言う。
「あぁ。寿との共演歴なら知っている。
バラエティ番組などで一緒になっているところを
よく見るしな。」
『うわぁ!ミューちゃんよく知ってるね~!』
なんてテンション高いまま絡んでいると、
「フン…そんなもの当ぜ…」
と、ミューちゃんが私をみて固まる
『…?なに?』
そして眉間に皺を寄せて
「…ん?
〇〇?貴様…朝着ていた服から着替えたのか?」
と聞かれ…
『ギクッ(=_=)』
私も固まる。
というか、レンくんとトッキーも固まる。
その様子に
「お前ら…っ、
何かしたな?」
とランランがお怒りモード。
『「「…( ˊᵕˋ ;)」」』
これは、この2人からのお仕置が
待ってるパターンです………
お疲れ私。
END
おまけ
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事後
『…もぅ無理です。許して。』
天井を見上げて布団を胸までかけて
降参する私。
「はぁ…そういえば、
JOKER TRAP 再公演が決まったみたいだぞ」
同じく天井を見上げるランラン
「え!?また皆で一緒に仕事できるってこと?」
というレンくんはソファに背もたれている
『私は事務所違うから…どうだろうね…』
「…一緒ですよ。きっと。」
END