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【R18】欲ばりに花束を。[うたプリ]

第8章 美しき過去




『恋人…っていうか…
お互い好き同士役だったから…
ちょっと言い難いなって( ˊᵕˋ ;)』

「……そ、そうですか…

って、お2人結構年の差ありますよね?」

『当時私が19で…龍也さんが25だったかな…
先生と生徒の禁断の恋…的な感じだったからね

設定では8歳差とかだったよ^^』

「へぇ…そんな映画ありましたっけ?
あまり記憶に…」

『まぁ私はヒロインの友達役で
メインストーリーは
学生同士の王道ラブコメだったからね。
脇です脇^^』

「そういうことですか^^

じゃああまり絡みのシーンも
なかったってことですね」

『う、うん^_^;』

上手くごまかせたかな…

絡みのシーン…
多くはなかったけど

ヒロインたちの
行く末を心配して
先生に相談するシーンは

何故かベッドシーンだった…
んだよなぁ…………

ピロートーク中に
他人の恋バナって…

(普通あるかな…)

当時は与えられた役をこなすことで
いっぱいいっぱいだったけど…
冷静に考えると………

暫く沈黙していたことが
トッキーのなかで引っかかったようで

「?やっぱり
キスシーンとかあったんですか?」

って話を蒸し返されてしまう。

『え…いや?ナイ…ヨ』

ぐぬぬ…
何故かこの4人相手になると
嘘が下手くそになってしまう(=_=)

「いや、絶対何かありますよね。」

『いや、ない。』

「じゃあ、調べますよ?」

と、またスマホを見せてくる。

『ど、どーぞ……』

なんて言っていると…

ガチャ…

と書斎の扉が開く。

「ただいま〜♡
2人ともここにいたんだ^^」

と、レンくんが入ってきた。

『あっ、おかえり〜♡』

ソファに座る私に
ギューッとハグをして
ちゅ…と口付けてくれる。

「あ、レンおかえりなさい^^」

「ただいま^^
何か調べ物?」

スマホの画面に夢中なトッキーをみて
レンくんが不思議そうにする。

『じゃあ、私は仕事に戻ろ〜……』

サササッ

と、PCの前に座って
作業を再開しようとした時、

「なっ、なんです!これは!」

と、水戸黄門のように
スマホ画面を
こちらにデデンッと見せてくるトッキー

『えっ?(バレた?)//』
「なになに?^^」

トッキーのスマホを奪って
画面を見てみると…




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