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【R18】欲ばりに花束を。[うたプリ]

第8章 美しき過去



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カタカタ…

カチッ…カチッ…

ペラ……ペラ………

静かな空間に
私がPCを操作する音と
トッキーが本をめくる音だけが響く。

『そういえば…
今度ランランとミューちゃんと撮影があるんだ〜』

PCから目を外さず雑談を開始してみる。

「えっ!?」

トッキーがこっちを
バッと振り向いたのがわかる。

『というか… QUARTET NIGHTと。』

「へぇ…そうなんですか?

ちなみに…なんの撮影ですか?」

『え〜…カップルグラビア?っていうのかな?
4人と別々に撮影して…
最後は4人と撮影…って聞いたよ〜』

と言うと

「なんですって?」

とトッキーの眉間に皺がよる。

「カップル…グラビア…って
あの恋人みたいに密着したり
デートスポットでイチャついたりする…
アレですか?」

『うん…まぁそれだね^^

4人がそれぞれ企画するみたいだから
どんな感じかは
撮影の日にならないと分からないんだけどね^^』

「……あのカミュさんが
まともな企画をするとは思えないのですが…」

『トッキー失礼(^◇^;)

ミューちゃんも仕事中は変なことしないよ。

あれでも意外とファン想いだし^^』

「そ、そうですよね。
さすがに仕事ですもんね」

『それより私は
嶺二が変な企画出しそうだからヤダよ〜(><)』

「えっ!?
寿さん、お知り合いなんですか?」

『うん。
子役で一回だけ共演したことあって、
その時は嶺二だけどんどん時の人に
なっていっちゃったんだけど…

高校ぐらいの時に
全く別の撮影で一緒になって
久々〜って^ ^

そこから年代が近いこともあって
ちょこちょこ現場一緒になるから
連絡先交換くらいはしてる^ ^』

「…なんというか…
すごい偶然ですね。

私…マスターコースのとき
助言してくれる先輩として
寿さんと寮の同じ部屋で過ごしてましたよ。」

『へぇ!そうなんだ!
じゃあランランとレンくんも
同じ部屋で過ごしてたんだ?

なんだか2人だけ
同棲初めてって感じしなかったのは
そういうことなんだ〜(*^^*)』

「そうです^^

まぁ寿さんが何かやらかしそうなのは
共感しますね…」

『やっぱり?』



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