• テキストサイズ

【R18】欲ばりに花束を。[うたプリ]

第7章 とある夏の夜




舞台はある山奥にある屋敷。
そこに夜、
肝試しにきたグループの話から再開されます。

暗闇の中を懐中電灯の明かりだけを頼りに
4人組の男女が屋敷の中を進んでいくありきたりな
肝試しの映像ですが…

”ギシッ…ギシッ…”

と傷んだ木の床を踏む音にさえ

ビクッ…

と肩を震わせて
黒崎さんの背中に
ピッタリとくっついて
直ぐに隠れられる体勢の〇〇さん。

「……///
(全く集中できねぇ…//)」

という黒崎さんの声が聞こえてきそうな状況です。

そして…

”ガタッ…

「きゃぁっ!!」

「なんだよ!」

「い、いま…何かが、後ろを通った気がして…」”

と、物音と同時に
1人の女性が悲鳴をあげるシーン

女性の悲鳴と同時に

『ひっ…(><)』

と声を挙げた上に
目を瞑る〇〇さん。

「あ…」

今声出しましたね…
という前に

『ふンンっ…////』

と、カミュさんに唇を奪われてしまいます。

「早いな…
この調子では
鑑賞どころでは無いのではないか。」

『そ、そう思うなら
この罰ゲームやめてくれればいいじゃん//』

「でも…克服するんでしょ?」

レンにこう言われて

『う、うぅ…』

と抵抗を諦める〇〇さん。

そして、また

”ガタタッ

「きゃあっ!」

「なんだ今の音!」

「ほら、言ったじゃん!」”

と、グループ全員が
何かに気づいたシーン…

『…(><)』

静かに目を瞑る〇〇さんの
唇を私の唇で塞ぎます。

「…ん…//」

『むっ…///』

「えっ?また?
レディ…ちょっと頑張りが足りないよ…」

『うぅ…ごめ…
でも…声は我慢できた…//』

「…1歩前進ですね…//」

「おい…まだ何も出てきてねぇんだぞ。」

『うぅ…ごめんてば…//』

”「…さっきの物音…
この扉の向こうから…だよな?」

「ほ、ほんとに開けるの?」

「当たり前だろ!
土産話のひとつもないと
来た意味ないだろ!」

「しーっ!
声が大きいよ!」

「あ、す、すまん…

じ、じゃあ、…開けるぞ…」”

男性がドアを開けるのを
固唾を飲んで見守る
テレビの中の女性と〇〇さん。

/ 281ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp