第5章 素直じゃない[○我妻善逸]
時計の目覚ましの音で目を覚ます。
アラームを止め、隣で寝ている彼の髪を優しく撫でる。
昨日の夜……優しかった……
初めての夜、彼は優しく彼女を抱いた。
彼女が慣れるまで解し続け、苦しそうにしていたら口付けをしたりしていた。
「……おはよ」
「……おはよ」
「どう?体……平気?」
「あ、うん……平気……」
「まだ寝てよ。今日休みだし」
善逸は彼女を抱き締め、頭を撫でながら夢の中へ入っていった。
彼女もウトウトとしてきて、再び眠りについた。
2人が再び起きた時はもうお昼で、簡易的なご飯を作って食べた。
「ね、。昨日気持ち良かった?」
「……………別に」
「そっかそっか!」
「………」
善逸は彼女の手を取り、口付けをした。
「ね、。シよ?」
「………さるガキ」
「口悪いね?!」
「……………ばか」
「耳が良くてよかったって思う」
彼女を押し倒し、最初は口へ。
徐々に下がっていき、鎖骨辺りに痕を付けるかのように強く口付けをした。
「これでは俺のモノって証。
可愛いよ。綺麗だよ」
「っ………ばか」
「照れてるのも可愛い。
服、脱がすね」
手際よく彼女の服を脱がせ、膨らみを優しく揉んだ。
たまに先端をコロコロといじり、口に含んだりもした。
その度に彼女が声を出すまいと口を抑えていた。
「声、聞かせて」
「……やだ……んっ……」
「かわい。下、触るね」
善逸が彼女のソコを触ると、下着越しからでも分かるぐらい濡れていた。下着を脱がし、ソコを指で軽く擦ると、彼女の腰はビクッとなった。
「ここ気持ちいいんだよね。昨日もそうだったから」
「………」
「声聞かせてね」
蜜を指に絡め、彼女の中にゆっくり入れていった。
中で指を曲げ、彼女が気持ちいいところを探す。
一点のところで彼女の口から声が漏れ、そこを攻め始めた。
指は1本から2本へと変わり、彼女は簡単に達した。
頬が火照り、息を荒くしている彼女を見た善逸は、理性が切れそうだった。
「ごめん。もう限界」
「え………」
善逸は服を脱ぎ、大きく反り勃ったソレにゴムを着け、彼女のソコに当ててゆっくり中へ挿れていった。