第3章 復讐の糸[☆童磨]
「あれ?起きてたんだ」
「……………………」
「まあなんでもいいや!」
鬼の笑顔を見て、益々イラつきを覚える彼女。
隠し持っていた箸を背中に隠し、近付いてくるのを待つ。
(これじゃあ殺せない。でも目を貫けば…)
鬼はしゃがみ、彼女の肩が見えるように服を捲った。
それを狙って箸で刺そうとした時、手首を掴まれ壁に打ち付けられた。
「箸でなんか殺せるわけないだろ?
君って本当に馬鹿なんだね!あぁそんなに怒らないで。
君はただ俺の言うことだけ聞いてればいいんだからさ」
「離せ……!」
「離すと暴れるだろ?こっちの手もほら、あっという間に俺の片手の中だ。」
鬼は彼女の肩に噛み付いた。
痛みで顔を歪ませ、早く終われと願っていた。
「やっぱり美味しいなぁ!君が血だらけになってた時に味見したけど、その時も美味しくて食べたくなっちゃったよ!」
「………」
「でも我慢したんだよ?偉いよね俺って!
じゃ、今度は腕だね!」
「〜〜〜っ!!」
二の腕、肘と、鬼特有の歯型がどんどん着いていく。
手首を噛もうとした時、鬼は何かを考え始めた。
「ねぇ君知ってる?人間の女の子が気持ちよくなる方法。
今の状況だと、俺ばっかりが得してるからなぁ。」
「………あ?」
「ちょっと痛いけど我慢我慢!」
鬼は血鬼術で氷の蔓を出し、彼女の手首を縛った。
何をされるか分かっていない彼女は、どうにかしてこの蔓を切ろうと考えていた。
「もー、そんなに動くと挿れられないでしょ?」
「え………」
彼女の視界は反転し、天井が見えた。
足を上げられ、何をされるか理解できないほど彼女の頭は鈍くなかった。
「興奮はしてないんだけどさ、こうした方が君も俺もいいだろ?」
「やめろ!」
「はいもう騒がない。痛いのなんて一瞬なんだからさ」
無理矢理剃そり起たせたソレを彼女の陰部に擦り付け、中まで挿れていく
「い"っ………!」
「キツいね、もしかして初めて?
君の初めて俺が奪っちゃった!嬉しいなぁ!」
「早く………抜け………!!」
「え?嫌に決まってるじゃん!」
「あ"っ!」
一気に奥まで挿れられた彼女の表情を見て、鬼は舌なめずりをした。