第11章 あなたと[〇宇髄天元]
軽く挿れると、初めてだからかだいぶキツかった。
本人もキツそうで、俺の腕を強く掴んでいた。
「、腕どけろ」
「……?」
「キスするから」
「っ……!」
はゆっくり腕を退けた。
退かした腕の手を自分の手と絡ませ、キスをする。
舌を絡ませ、足の力を抜かせた。
隙間から漏れる吐息と喘ぎ声が余計俺をそそらせた。
奥まで挿れるのはやめとくか……?
まだ半分も入ってないけど、これ以上行くとが保たないと思う。
「……大丈夫か?」
そう聞くと勢いよく首を横に振った。
だよな……。
「少しだけ動くぞ」
「……ん」
腰をゆっくり動かし始めると、その動きに合わせての声も漏れる。
口を塞いでいるが、それでも出てくる声に本人は涙目になっていた。
恥ずかしさからなのか、それとも気持ち良くてか。
……前者だな。
そんな事を考えながら腰を動かし続ける。
ゴリュゴリュと擦れる感覚がし、愛液が隙間から垂れていた。
足を少し上げ、更に深く挿れていく。
「なんっ……でっ……!」
「……が可愛すぎるから」
「ああぁ……、んっ、あっ……!」
肌と肌がぶつかり合う音が響き、その中にの喘ぎ声も混ざっていた。
ガツガツ突きたいが、そんな事したら明日のが可哀想なことになる。
もう何回もイッてんだろうな。
本人気が付いてないだけで。
もう口塞いでないし、必死に俺の腕掴んでるし。
可愛いなぁほんとに。
「なんでっ…なかっ……大きく……あ"っ!」
「派手に可愛すぎるから」
「ひぅっ……!」
のそこから自身のそれを抜き、ティッシュでを拭く。
「……?」
「これ以上ヤるとまずいだろ?
今日はここまで」
そう言うと、は起き上がり俺の腕を掴んだ。
「?」
「あ……えっと…………」
「!?」
は俺の両頬を抑えて、自分からキスをしてきた。
「わ、私……大丈夫、です……」
「……」
「だから……」
「もう優しく出来ねぇからな…?」
「……」
キスをしながら押し倒し、もう一度中に挿れた。