第11章 あなたと[〇宇髄天元]
水温が響き、目の前にいる彼女は俺の服を強く掴んで震えている。
何が何でも声を出さないつもりらしい。
だけど時々耐えられないのか漏らす時がある。
そろそろ指挿れるか
手探りで入口を探し、ゆっくり挿れていく。
「…んっ……」
「1回イかせるから。
キツかったら言えよ?」
「……わかっ……た……」
指を軽く曲げ、気持ちいいところを探す。
それでもまだキツいから、様子を見ながら人差し指も挿れる。
中が締まったから、緩ませるためにキスをした。
「んぁ……はっ……んぅぅ……」
俺のも限界だ。
こんな状態の彼女を見て冷静でいられるほど優れてない。
「んっ!!」
の体が大きく跳ねた。
唇を離し、プルプル小刻みに震えてるの頭を撫でる。
「よしよし、大丈夫」
「…………死ぬ……」
「この位で人間死にゃしねぇよ。
水1回飲むか?」
「……飲みます…………」
「待ってな」
台所から水を持って来る時、ヒッと怯える声が聞こえた。
俺の立派になった息子を見て言ってるのか、はたまた虫が現れたのか。
いや……あいつは虫で怯えるような女じゃないな。
この間なんてゴキブリ普通に退治してたし……。
「ん、水」
「…………ありがとうございます………………」
「声ちっさ」
目線は勿論俺のソコであって。
何か涙目になってるし。
「いきなり奥まで挿れることしねぇから派手に安心しな。
お前は俺に身を任せてればいい」
「……絶対入んないですって」
「入る入る」
「…………」
水を飲み終え、ベットの隣に置いてある小机に空になったコップを置く。
「服脱がすぞ?」
「…………」
「林檎みてぇな顔。
バンザイして」
「……」
おっ、素直。
丸裸じゃ寒いと思い、薄い毛布を肩にかける。
俺も服を脱ぐと、平手打ちをされそうになった。
いつもなら受けるが、今は避けておいた。
「痛かったら爪たてていいから」
「……馬鹿」
「可愛いなぁほんとに」
寝転がせ、額にキスをした。
下を触ると少し乾いて来ていたので、軽く弄る。
もういいだろうと思い、ソコに付け軽く上下に動かした。
「挿れていいか……?」
「…………うん」
何でそこで微笑むんだよ…!