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ちょっと女史〜!

第4章 あ、罰ゲーム何にする?


 フィールドに氷像を置きに行くと、こちらに気づいたノアとスナッフィーさんに怒られた。当然ではあるのだが、此方もこれ以上一緒にいてオールナイトされると精神的にお互い良くないのだ。仕方ないのだよ、君達も三徹した後に一人で育児してみろ。と、眠気やストレスで据わった目で伝えるとそれ以上は何も言われなかった。
 
 早々に氷像を置いて立ち去ろう。全員分氷像に作り直すのは面倒臭かったので、一部は公式フィギュアや氷漬けにしておいたのを使おう。配置どうしよう?変な配置すると戦隊モノっぽくなるなぁ〜。

…………………、
………………………
………………………………、まぁ、いいか。

 「よし、終わった。お~い、誰かおチビをスタート地点に連れって行っておいてくれ。私が食堂で調理開始と同時に始めるので」
配置を考えている間に此方に近づいてきたおチビは新しい玩具を見つけ、そっちに手を伸ばそうとしている。

安心しろあと少しで全て君のものだ。

 「あ、じゃあボクが連れていきますね」ロキに抱っこされてスタート地点に連れて行かれる。
「なぁ、何で俺の氷漬けにしてあるんだい?」
 「俺のフィギュア、凄いポーズしてるんだが、コレっ、可動域こんなにあるのか?」
「おぉ、俺がセンター!ヒーローみたいだファンタスティック!」
「俺の氷で出来てる上、造形が雑なんだが?」

 「ん?スナッフィーさんのは今度公式に出す用のポージング確認の為、ラヴィーニョさんはおチビの興味を惹かせるため、クリスさんも理由はまぁ同じ。ノアのはチョコフィギュア使え無くなったから急遽私が作った。で、見栄え良くしたら、こうなった」
 なんとも言えない顔をされたが、気にせず。食堂へと向かう


 「さぁ、運命の瞬間がやって参りました。勝利の栄冠と夜食は一体、誰の手に?おチビ〜頑張っておいで」

「あ~〜♡」
モニター越しに応援すればニコニコ笑ってお手々を伸ばす

 「よーい、スタート。………あ、そうだ」
 
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