第1章 アリア
お互い、裸になるのにそう時間はかからなかった。
ただ···。
「ねぇ、まだ見るの?」
ヴィクトルからの視線に体の体温が急上昇した気がす。
ベッドの頭上で腕を縫い付けられて、ヴィクトルは私の体の線をまじまじと見つめていた。
もちろん、裸なので乳房も丸見えな訳で、久しぶりと言う事もあり恥ずかしくてたまらなかった。
「はとてもら綺麗な体をしているからね···」
ヴィクトルは言いながら乳房を手のひらで覆い、優しく触れて来る。
「···ん、ぁっ」
たまらずに声が漏れた。
「可愛い···」
「やぁ、あっ、ヴィクトル···」
乳首をきゅっと摘まれて、クリクリと指先でなじられ、もう片方の乳首はヴィクトルの唇に吸われる。
揉まれながら口の中で転がされて、舌先で舐められて行くうちにお腹の奥がひくんと切なさを覚えた?
「久しぶりだからかな、もうコリコリしてる···」
「だって···」
好きな人に触れられて、嫌な訳が無い。
「ヴィクトルに触れられる所、全部気持ちいいから···」
チュッ!
頬に突然のキス。
ヴィクトルを見れば、照れたような頬を赤くした顔をしている。