• テキストサイズ

離れずそばにいて【ユーリ/ヴィクトル/R18】

第1章 アリア




(私、何やってるんだろう···)


ヴィクトルに頬を撫でられてあやされて···。


ここに来たのも勇利に嫉妬して普段飲みつけない酒を飲んで、来ちゃったわけだけど。


優しく甘く微笑むヴィクトル。


ヴィクトルは勇利のコーチとして日本に来ているだけだし、ヴィクトルだって疲れてるからこんな事をしたい訳じゃない。


ないんだけど勇利といつも一緒で、心のモヤモヤがちょっと溜まりすぎてしまっただけなんだ。


「···ごめんなさい。部屋に帰る」


こんな私は知られたくない。


グッと体を起こそうとしたけれど。


「Why?何故?泣いてるをそのまま帰す訳には行かないよ。俺の部屋に来たくらいなんだから理由を聞いても良いよね?」


瞬間、ヴィクトルの腕が私の腰に絡みつき、抱き締められて顔が一気に近づいて鼓動が跳ねた。


「わぁ!ちょっと···」


「が話してくれるまで、俺は離すつもりは無いよ」


「ほら」と促すように囁かれる。



/ 10ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp