第9章 隠してる気持ち
「今日友達とご飯食べに行ってくるね?」
そう突然言われても
"行かないで…?"
と…言いたい気持ちをグッと我慢して
「わかった笑
気をつけて行ってきてね?」
そう言って笑うことに慣れた…
大介は交友関係が広くて
たくさん友達や好きな人がいて
それが大介の笑顔や元気の源になってるって
ちゃんとわかってる…
人付き合いが苦手で
すごく狭いコミュニティで生きてる私とは
正反対だけれど
一緒にいると
すごくほっと出来て
大介が笑ってるとこっちまで笑顔になれる
だから大介のしたいことを
全力で応援したいし
邪魔はしたくない…
でもね…?
今日は特別な日で
ほんの少しだけ期待してしまっていたんだ…