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すの日常

第7章 冷静と情熱の間〜ラウールの場合〜


「したいんだけど…ダメ…?」

そう彼女の肩に顔を埋めながら

耳元で囁くと


僕の腕の中で

彼女の体が小さく跳ねるのがわかる



「ダメというか…何と言うか…」


ゴニョゴニョと口籠る彼女の首筋に

キスを落として

ちゅっと音を立て痕をつけると



「見えるとこに痕つけちゃダメ…」



なんて俺の腕の中でバタバタと暴れ出す…


「じゃあ見えないとこならいい…?」


そんな意地悪な言葉と一緒に

少し服をずらして

彼女の肩に唇をつけて

もう一つ僕のものって痕を残す…



肌に唇が触れるたび

彼女の体が小さく跳ねて

その反応がかわいくて

もっともっと触れたくて仕方なくなる


首筋に唇を這わせ

触れるか触れないかの距離で

「俺のこと好き…?」


そう問いかけると



「意地悪なラウは嫌い…」


なんて真っ赤な顔で彼女は言う…



「その嫌いは…

大好きって俺には聞こえるよ笑?」


そう言って彼女の目を真っ直ぐに見つめると…



「今日のラウは

ほんとに意地悪…でも大好き」


なんて僕の胸に顔を埋める…



そうそう


僕が欲しかったのは


これだ…



熱を帯びた声に

僕だけをを見つめる瞳




他には何にも見えなくなるぐらい

もっともっと俺に溺れちゃえばいい…笑




〜end〜
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